読みもの
麦味噌の食物繊維が便秘に効く!?3日で効果を実感する『麦味噌生活』とは?
日本で古くから愛用されてきた調味料の味噌には、米味噌や豆味噌、麦味噌などがあります。
3種類の味噌の大きな違いは原材料にあり、それぞれに含まれる栄養素も違います。
その中でも『麦味噌』は、便秘や腸内環境を整えるのに効果的ということをご存じでしょうか?
麦味噌に含まれる注目の成分
1.食物繊維
麦味噌の原料である大麦には、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、一般的に不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2:1のバランスで摂取すると良いとされていますが、通常の食事で摂りやすいのは不溶性食物繊維です。
不足しがちな水溶性食物繊維ですが、麦味噌に多く含まれているため、食事に麦味噌を取り入れることで補うことができます。
水溶性食物繊維であるβ-グルカンには、水に溶けるとドロドロになる粘性があり、便を柔らかくし便通を活発化してくれるため、腸内環境の改善にとても役立ちます。
β-グルカンには、腸内環境改善の働きのほか、免疫力アップやコレステロールを下げる働きもあることから、宿便が原因で太っている方のダイエットや、体質改善にも効果的です。
2.麹菌とオリゴ糖
食物繊維に続き注目したいのが、麦味噌の原料となっている麹菌です。
この麹菌は善玉菌で、オリゴ糖をエサにすることにより活発に活動するのですが、大麦にはオリゴ糖も含まれています。
つまり、麦味噌は善玉菌である麹菌と、麹菌の動きを活発にするエサであるオリゴ糖を持っているため腸内環境の改善がさらに期待できます。
3.アミラーゼ
麦味噌に含まれる麹菌には、アミラーゼという分解酵素が豊富に入っています。
このアミラーゼは、腸内にあるデンプンを分解し、腸内で働く善玉菌のエサを作るため、先ほどのオリゴ糖と同様に、善玉菌の働きを活性化させる効果があるのです。
麦味噌は万能な調味料
食物繊維と、善玉菌を活性化させるオリゴ糖、アミラーゼの働きにより、麦味噌は腸内環境を改善するのに最適な調味料といえます。
お味噌汁の他にも炒めものに混ぜたり、野菜スティックにつけて食べることもおすすめです。
さらに、麦味噌は他の味噌に比べて、脂質や塩分が控えめであることが知られています。
塩分を摂りすぎないよう、味噌を麦味噌に変えて、少しでも塩分をカットしましょう!
3日間で効果を実感できる麦味噌生活とは?
麦味噌生活のルール
ここでいう『麦味噌生活』でのルールは以下の2点のみ!
1.主食は『麦ごはん』に変更
2.味噌汁の味噌を『麦味噌』に変更
その他のおかずはいつも通りで構いません。
3日間続けた結果
3日後、すべての年代の男女とも、麦味噌生活を始める前と後では、麦味噌生活後の方が腸内の善玉菌が増えているという結果が出ました。
下痢に悩んでいた人は下痢が止まり、便秘に悩んでいた人はお通じが毎朝出るようになるという効果も表れました。
たった3日間でこれだけの効果が出るのですから、3日間といわず、毎日使う味噌を麦味噌に変え、継続的に摂取することで、体質改善を行うこともできます。
麦味噌生活をはじめよう
他の味噌に比べて塩分控えめで、腸内環境を改善させる働きのある麦味噌。
他にも、麹菌などの働きにより、免疫力を高め、体質改善も期待できます。
普段使っている味噌を変えることは、抵抗があるかもしれませんが、
麦味噌は、麦の香ばしい香りと、やさしい味わいが特徴的のとても美味しい味噌なので、自信をもっておすすめします!
まずは3日間の麦味噌生活から試してみてはいかがでしょうか?
この記事を読んだ方にこんな商品がおすすめです
伊予のみそカップ
内容量/600g
伊予のみそ
内容量/600g
伊予のみそ こし
内容量/300g
まるごとはだか麦味噌
内容量/600g