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だし入り味噌って何?今日から試したくなるだし入り味噌活用術3選

だし入り味噌、味噌汁を作るだけに使っていてはもったいない!

大手メーカーから発売されている市販のだし入り味噌は、加熱処理されているため味噌本来の発酵食品としての働きはほとんどないに等しい状態です。

本来の味噌は、コウジ菌など、微生物が生きていますが、市販のものはうまみエキスやその他調味料が添加してあります。
エキス類はコウジ菌から出る酵素により分解されてしまうので、酵素が働けなくなるよう加熱処理されているのです。

味噌汁を作るだけならとても手軽で便利な市販品も、魚や肉を漬け込んでやわらかくしたり、保存性を増したりする発酵食品の良さを活かした料理には向きません。

そこで、まずは一度だし入り味噌を家庭で手作りしてみませんか。

手作りだし入り味噌の作り方

用意する材料はたったの2つ!

1. お好みの味噌
2. だし(粉末)

出身地域によって種類の違う味噌。
米・麦・豆・・・いろいろあります。

だしもかつおぶし・いりこ・昆布・・・とお好みによりさまざま。
「粉末のダシなんて家にないよ〜」という方は、けずりぶしから始めてみては、いかがでしょうか?
自分の好きな味噌とだしの組み合わせを見つけてくださいね。

分量のめやすは、味噌大さじ1に対して、だしひとつまみ〜ふたつまみ。
(※ひとつまみ・・・人差し指・親指・薬指の指三本でつまんだ量)

たったこれだけで、自家製だし入り味噌のできあがりです。

だし入り味噌の3つの活用術

さて、だし入り味噌ができたところで3つの活用術をご紹介します。
料理がニガテ…という方も、自家製だし入り味噌で今日から料理上手になりましょう。

 

1.万能味噌ダレ

だし入り味噌:砂糖:みりん:しょうゆ
4:4:2:1

野菜・肉・魚となんでも合う味噌ダレです。4つの材料をまぜるだけ。
お好みでニンニク、生姜、いりごまを足すと用途がさらに広がります。

茹でたり、蒸したり、焼いたりした食材にかけて、混ぜて使いましょう。
チーズとの相性もバツグンなので、食パンに塗ってとろけるチーズをのせて焼くのもオススメの使い方ですよ。

 

2.ヨーグルトとまぜて漬け床に

だし入り味噌:プレーンヨーグルト
1:1

2つの発酵食品を同量ずつ混ぜ、野菜を漬け込んでから一晩置いて、ぬか漬けのように洗い流してから食べます。

しょっぱくなりすぎず、ヨーグルトの風味がさわやかな一品になります。
魚介類を漬けると、余計なくさみが取れ、やわらかくなるのでお試しあれ。

 

3.お弁当のおかずもおまかせあれ

老若男女に人気のおかずといえば、鶏肉のから揚げですね。
ただ、調味料をはかって、混ぜて…と手間はかかります。

でも、だし入り味噌なら手間いらず。
一口大に切った鶏肉にだし入り味噌をそのままもみこみ、片栗粉をまぶしつけて揚げるだけ。
冷めてもおいしい鶏肉の唐揚げのできあがりです。

 

その他にも

もちろん、乾燥わかめや麩などと合わせてお湯を注げば味噌汁に。
牛乳や豆乳を温めて注げばポタージュ風。毎日の食事にかんたんに1品加えることができます。

だし入り味噌を上手に使って、毎日の食事を美味しく、楽しくしてみませんか。

SP液状伊予のみそ(麦みそ)

内容量/320g