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企業活動
地産地消商品の開発
きっかけは、伊予柑農家さんの声
創業50年を経た2004年より、ギノーみそでは地産地消商品の開発への取り組みを開始しました。その第一号が「伊予柑ドレッシング」。伊予柑の活用に悩む農家さんの声から商品開発がスタートしました。形が悪かったり、傷があったりと通常では市場に出せない、けれど大切に育てられ、味は“ピカイチ!”な農産品をドレッシング等に加工することで有効活用。農家さんの収益向上につなげることができました。そして今では、年間約2万本を売り上げる人気商品に成長しています。
小ロット製造で地域の課題に応える
伊予柑ドレッシングの開発につづき、砥部町の七折小梅や松前町のたまねぎを使ったドレッシングを開発。さらに県内各地へ地産地消商品の開発を提案。農業協同組合(JA)や産直市、道の駅とタッグを組み、地域の農産品を活かしたオリジナル調味料づくりに力を入れています。工場の収益を考えると、通常は数万本という単位の製造が必要となるところ、ギノーみそでは1000本からの製造に対応。産直市や道の駅単位での独自の商品開発を実現しました。
35都道府県に広がるご当地調味料開発実績
その後、地産地消商品開発は県外へと進出し、広島名物かきだし醤油の旨みを活かしたドレッシングや、大分県「おおやま夢工房」の梅ドレッシング、愛媛県「周ちゃん広場」のたまねぎドレッシング、愛知県「あいち知多」のふきみそなど、現在、その開発実績は35都道府県で200種類以上にのぼります。2006年には優良ふるさと食品コンクールで「七折梅ドレッシング」が農林水産省総合食料局長賞を受賞、また「七折梅ポン酢・伊予柑ポン酢」が第2回 松山ブランド新製品コンテストNEXT ONEで優秀賞を受賞しました。さらに2018年、第一号商品をリニューアルした「いよかんドレッシング」は、第14回NEXT ONEで優秀賞を受賞しました。これまでの実績とノウハウを活かし、私たちはこれからも地産地消商品開発を通した地域活性化をお手伝いして参ります。