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愛媛で地産地消といえば、ギノーみそ!地場産品『伊予柑ドレッシング』の開発秘話

「地産地消に取り組まずして、愛媛の地場産業とは言えない!」
そんな風に考えるギノーみその想いから産まれた、地場産品の数々をご存じですか?

ちなみに、地産地消とは「地域で生産されたものを、その地域で消費すること」。
地場産品は商品アピール力が強いだけでなく、未来を担う子どもたちに「地域にどんな産業があり、どんな物が作られているのか」を伝えることができます。

今回は、農作物の活用に悩んでいる農家さんの声から誕生!
地産地消OEM商品開発のきっかけとなった「伊予柑ドレッシング」の開発秘話をお届けします。

愛媛の味噌屋が作る、柑橘を使ったドレッシング

愛媛が誇る日本一の農産物の一つ、柑橘類。
なかでも、昔の愛媛の地名がついている「伊予柑(いよかん)」は、柑橘王国・愛媛を代表する柑橘です。

伊予柑は、とても香りの良い品種で、実は一般的なみかんに比べて大きく、ジューシー!
見栄えの良さから、贈答用に用いられることが多く、皮に少しでも傷がついたものは、残念ながら破棄されていました。

「中身は美味しい伊予柑なのに、破棄されてしまうのはもったいない。それに、丹精込めて作った農家さんの負担も大きい。なんとか、伊予柑を救えないだろうか…」

地産地消で、愛媛の農家を少しでも守りたい!と願うギノーみそが考案した商品とは!?
そう!大人気のロングセラー商品「伊予柑ドレッシング」です。

まるで自宅は研究所!?利きドレッシングを究める開発者

「商品開発中の自宅は、研究所みたいな感じで…」
「家庭用の冷蔵庫に、試作品がズラリと並びます」

そう笑うのは、「大学で微生物についても学んでいるし…なにより、味覚が良い!」と父・正志社長から太鼓判を押されている、長男の洋平さん。
ギノーみその製造部で、品質管理や商品開発を手がけています。

「利きドレッシングは好きだし、得意です」
「何パターンも試食した後に、社内で何度も意見をもらって完成に近づけます」

コレだ!という試作品が出来たら、社内に持ち込むそうですが…
持ち込んだ試作品の約3倍を、自宅で利きドレッシングしているそうです!

子どもにも大人気!学校給食にも採用された、伊予柑ドレッシング

何百回と試行錯誤を繰り返し…
出来上がったのが、伊予柑らしさを存分に味わえる「伊予柑ドレッシング」です。

こだわりの一つは、愛媛県産のいよかん果汁100%であること!
地産地消に取り組んでいるので、当然ですね。

もう一つのこだわりは、香りの良さ!
うまみの濃い果皮をすりおろし、ペースト状にして加えています。
後味にほんのりと残る、伊予柑のさわやかさはそのため。

果皮が入っているものの、苦味は全くありません。
子どもにも食べやすいように、甘口タイプに仕上げてあります。

愛媛県の学校給食でも使用され、「これをかけると、子どもがモリモリとサラダを食べてくれる」という嬉しい声が多く寄せられました。
伊予柑ドレッシングの美味しさや取り組みが評価され、2018年には松山商工会議所が主催する松山ブランド新製品コンテストで、優秀賞を受賞しています!

開発者がオススメする、伊予柑ドレッシングの美味しい食べ方!

一番のおすすめは、何と言っても「から揚げ」とのコラボ!

伊予柑の特長でもある「程よい酸味」で、鶏肉の旨さを更に向上させてくれます。
また、脂の甘味と絶妙にマッチするため、さっぱりでまろやか!
お子様にも大好評です。

意外な食べ方を挙げれば、「絹ごし豆腐」とのコラボ!
弊社の通販担当が気に入っている食べ方で、本人曰く「まるで、ババロアの上に爽やかな香りのオレンジソースがかかっているかのよう」とのこと。
こういった自分好みの取り合わせを見つけるのも、楽しいですよね。
気になる方は、お試しください。

伊予柑ドレッシングは甘みと酸味のバランスが絶妙で、さまざまな食材や味とマッチ!
ほんのりと効かせたスパイスのおかげで甘すぎず、美味しくお召し上がりいただけます。

「あと一品なにか欲しい!という時に、コレをかけるだけで味が決まる!」という声も多く、お助け万能ドレッシングとして冷蔵庫に忍ばせておくと便利な逸品です。

今では、年間約2万本を売り上げるまでに成長した「伊予柑ドレッシング」。
口コミで「美味しい!」と噂され、リピーターが多いロングセラー商品です。
まだ味わったことのない方は、ぜひお試しあれ!

愛媛伊予柑ドレッシング

内容量/230ml